第1回 サエギナールの初来日時 最近ではキャロムに詳しくない日本のビリヤードプレイヤーの間でも有名になったセミ・サエギナール。彼が初来日したのは1993年の「スリークッション・ワールドカップ東京大会」のときです。そのときはトルコから来た無名の選手でした。彼は予選から参加した(*)のですが、圧倒的な実力で本選に残ったのでした。実は私ことI氏はスリークッションのレフリーをときどきやっていたりしますが、私のレフリー・デビュー戦はこのときの予選での彼の試合でした。 このときのプレイと比較すると、最近のサエギナールのプレイはやはり"洗練"されたような気がします。もちろん、時には試合中でさえ曲球チックなショットも見せてくれますが。正直、10年前無名だった選手がここまでスリークッション界のトップに君臨するとは思ってもいませんでした。 (*)「スリークッション・ワールドカップ」の試合は16人のシード選手と予選で勝ち残った8名〜16名の選手の、合計24〜32人のシングル・イルミネーションで行われるのが普通。 |
サエギナール初来日時のお宝映像(^^;;)のワン・シーン。
ちなみに対戦相手(右側)はR.ビタリス(仏)です。
サエギナール後方の青いベストを着たスコアラーはひょっとして。。。
こちらは「2002年スリークッション・ジャパンカップ」の
決勝戦でのサエギナール。
対戦相手は日本の島田暁夫選手でした。